オンラインアシスタントを導入したいけど、フジ子さんってどんなサービス？
オンライン秘書、オンラインアシスタントサービスの導入を考えたことがある方なら、一度は耳にした名前でしょう。
「フジ子さん」は、親しみやすいネーミングに加えてリーズナブルな価格設定が特徴のオンラインアシスタントサービスです。
「人手は欲しいけどあまりコストをかけらない」など、オンラインアシスタントの導入を検討する場合には有力な選択肢になるでしょう。
ここでは、そんな「フジ子さん」について紹介します。
対象業務
まずは「フジ子さん」の対象業務から見ていきましょう。
対象業務
「フジ子さん」の公式HPでは、依頼の多い業務として、経理、秘書／総務、人事、Webサイト運用が紹介されています。
| 経理 | クラウドツールの導入サポート 振込み、支払い補助代行 記帳代行 経費精算など |
| 秘書／総務 | 備品購入代行 出張手配やお店の予約 資料作成 調べもの、リサーチ業務 翻訳、英語メール対応など |
| 人事 | 給料計算 求人広告と出稿の管理 面接スケジュール調整 入社、退職の手続き 勤怠管理など |
| Webサイト運用 | Webページの編集 SNSの運行代行 ECサイトの運用代行 クラウドソーシングの管理 画像の加工、編集など |
これだけ幅広い業務に対応していると、どんなふうに利用していいのか少し迷いますよね。
導入事例
公式ホームページには参考となる導入事例が掲載されていますので、引用します。
【導入事例①（公式HPより引用）】
フジ子さんに頼んでいる仕事は、検討のための調べ物、データ整理やグラフ化などの資料作成、比較調査、経費処理、英語への翻訳、各種予約や手配など、非常に幅広い内容の仕事をお願いしています。
それぞれの仕事の報告時に「次にするべき仕事」も予測して提案し、進めるべきか聞いてくれるので、一度頼めば Yes か No の一言の返信でどんどん仕事が進んでいくので、とてもありがたいです。
その分、私が代表として本来しなければならないマーケティング戦略の検討など、付加価値の高い業務に割く時間が増えました。
会社によって仕事の進め方は千差万別です。共通して言えるのは、本質的な仕事にいかにしてパワーを集中できるかです。
【導入事例②（公式HPより引用）】
日本ではパーソナルアシスタントは贅沢だという風潮もありますが、必要な分だけ頼めるフジ子さんのようなサービスもあるので、生産性を高められる方法は積極的に取り入れ、追求していきたいと考えています。
今は、フジ子さんに To Doリストを渡すだけでそれらがどんどん自主的に進んで行くので、とても気持ちよく仕事ができています。
フジ子さんの公式ホームページで取り上げられている事例を紹介しました。
オンラインアシスタントの仕組みの中で、自社にふさわしい活用方法がきっと見つかるはずです。
「フジ子さん」は１週間２時間、無料で試すことができます。まずは無料トライアルで活用イメージをつかんでみてはいかがでしょう。
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料金プラン
フジ子さんにはいくつかの料金プランが用意されています。
代表的な料金プラン
代表的なプラン（PLAN30）は、１か月（30時間）の契約で、69,000円（税込75,900円）という水準です。
PLAN30の他に、契約期間１ヶ月で、月20時間、月50時間の依頼ができるプランもあります。
依頼しようとする業務量に応じて選択することになります。
月20時間から依頼できるというのは、小さく始めるには導入しやすいですし、フリーランスや個人事業所にとってもく継続しやすい料金設定と言えるでしょう。
自社で社員を採用した場合、直接的な給料以外に間接人件費もかかってきます。
社会保険料や交通費、社員が仕事をするスペースやパソコンなどの備品、こうしたコストは思った以上に嵩むものです。そしてそれは固定費として中長期的に会社の負担となります。
「フジ子さん」をはじめオンラインアシスタントサービスを利用することで、こうした中長期的なコストを抑制できるとともに、退職などの人的リスクも回避することができます。
無料トライアル
フジ子さんでは、１週間、実働２時間ですが、無料で試すことができます。
オンラインアシスタントいうものがどういうものか、自社の業務体制に馴染むものなのか、例え２時間であっても、業務を依頼してみることで、感じはつかめることでしょう。
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注意すべきポイント
フジ子さんの料金プランには、いくつか注意すべき点もあります。
使いきれなかった時間は繰り越せない
プランごとに異なる実動時間は、万一使い切れなかったとしても、翌月に繰り越すことができません。
業務量をしっかりコントロールすることが必要です。
超過料金は1.5倍
契約時間を超える場合、利用時間の２倍の時間数、またはデポジットの時間を上限とし、超過料金については、通常の1.5倍となるので注意が必要です。
いずれにしても、うまく活用するためには、業務量のコントロールがポイントになりますね。
「20時間でも多い」「もっと少なく導入したい」という場合は、月10時間から頼めることができる「タスカル」というオンラインアシスタントサービスもあります。
運営会社の概要
フジ子さんを運営するフジア株式会社は、2015年、インドネシアでオンラインアシスタント事業をスタートしました。
| 社名 | フジア株式会社（Fujia Inc.） |
| 事業内容 | オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」のサービス運営 |
| 本社 | 東京都中央区銀座6-14-8 銀座石井ビル４F |
| 代表 | 山田 真也 |
| 資本金 | 177,500,460円（2022年10月17日時点） |
| 沿革 | 2015年12月 インドネシアにてベータ版サービス提供開始 2016年 5月 インドネシアにてフジ子さん事業化 2017年 3月 フジア株式会社へ事業譲渡。日本でサービス提供開始 2018年10月 第三者割当増資を実施 2019年 7月 事業拡大に伴い、東京都中央区銀座へ本社移転 2019年11月 総務省が公表する令和元年度「テレワーク先駆者百選」に選出 2020年 8月 愛知県岡崎市にオフライン業務対応拠点として「BPO センター」を開設 2021年 9月 事業拡大に伴い、愛知県岡崎市内にBPOセンター拡張移転 2022年 2月 東京都が主催する「テレワーク・マスター企業」に認定 2022年 10月 総額4.65億円の資金調達を実施 |
2017年に日本に進出しています。
サービス提供以来、全てのアシスタントがテレワークを実施しており、2019年には、総務省の「テレワーク先駆者100選」の企業として選ばれています。
また、2022年3月には、テレワーク定着に向けて東京都が取り組んでいる「テレワーク・マスター企業支援事業」において、「テレワーク・マスター企業」に認定されました。
「テレワーク・マスター企業支援事業」とは、人流の抑制に有効なテレワークの定着に向け、中小企業に対して行っている支援事業で、東京都内の中小企業１万社を目標に「週３回・社員の７割以上、１～３か月間、テレワークを実施した企業」を認定し奨励金を支給する制度です。
コロナ禍の前から、テレワークにフォーカスして取り組んでいたわけで、まさに先進企業と言えますね。
どんな人が働いているの？
オンラインアシスタントの導入を検討する場合、サービス提供会社の採用ページを見ておくとどんなスタッフが在籍しているのかイメージできます。
「フジ子さん」が求める人
「フジ子さん」の求人ページをみると、PCスキルや能力が高くても誰もが「フジ子さん」になれるわけでもないようです。
「フジ子さん」が求めているのは、以下のような人です。
フジ子さんが求めている人
- ポジティブで笑顔が好きな人
- 仕事も生活も、すべて充実させたい人
- 細かいところに気づき、相手の気持ちを理解できる人
こうしたやる気やホスピタリティはスキル以上に大切ですよね。
スキル面は？
募集要項には「必須スキル」として次のようなスキルが記載されています。
- ITリテラシーの高い方（新しいITツールをつかうことが得意・好きな方）
- 中級以上のMS Officeスキル（Excel関数・PowerPointが不自由なく使える程度）
- 対人スキルが高い方（営業ほか、BtoBでの交渉経験、バイリンガル秘書経験をお持ちの方）
- 3年以上の社会経験のある方 (歓迎スキルに記載の経験者は優遇）
「フジ子さん」の採用ページには、役立つスキル例として以下のようなスキルや経験が紹介されています。
経理、会計事務所での作業
- エクセルで関数を使った損益計算、資料作成
- 臨機応変な計算確認、上長へファイルの提出
- 決算作業
- 会計事務所などでのクライアント対応
テープ起こし経験、迅速なPC入力
- 音声のテープ起こし経験、「ケバ取り」などの意味が分かる
- 会議の音声を元にした議事録作成
- 字幕のテロップ制作
- タイピングの入力が正確で速い
Webサイトやイラストの制作
- HTMLやCSSの知識、DreamweaverやWordPressの使用経験
- 既存サイトの編集や更新作業、SCPを使った作業経験
- イラスト制作、フリーランスとしての受注経験
- イラストのテイスト変更や編集作業、原画の書き起こし
海外在住、翻訳経験
- 海外での長期滞在経験
- 翻訳作業、または翻訳の添削作業、翻訳会社での勤務
- 中国語、フランス語など、英語以外の翻訳
- 海外駐在員の秘書経験
かなり具体的で専門性の高いスキルも含まれていますね。
もちろんこれは一例ですので、上記以外の経験をお持ちのアシスタントも多いと思われます。
このようなスキルを持ったアシスタントが、チームでサポートしてくれることになります。
これだけのチームを自社内に作るのは現実的ではありません。オンライン秘書サービスだからこそ可能なことです。
いずれにしても「フジ子さん」は採用にも相当力を入れている印象です。
セキュリティ面の対策は？
自社業務を外注する場合、個人情報などの情報がどのように扱われているか気になりますよね。
フジ子さんでは、情報セキュリティーポリシーが策定され、ホームページ上で公表されています。
またセキュリティ対策として、かなり具体的な事項にまで踏み込んだ取り組み内容が示されています。
一部引用してみましょう。
万全の情報漏洩対策
- 貴社と当社にて秘密情報保持契約（NDA）を締結
- 全てのアシスタント（関係者）と当社にて秘密情報保持契約（NDA）を締結
- パスワードの受け渡しについてはLastpass使用を推奨
- 秘密情報ファイルに対してパスワードを設定
- 情報を知り得る人数・アクセス時間を最小限に留める
- 印刷文書破棄の徹底
- 公の場でクライアントに関する会話の禁止。社内でやむを得ない場合は隠語使用を徹底
- 業務用アカウントの発行
徹底した情報管理
- 業務に関するデータ・通信はすべて暗号化された環境で取り扱う
- 使用するすべてのPCの、ウイルス対策ソフトを管理
- 当社業務専用のPCアカウントを管理
- IT資産へのアクセスログの収集、モニタリングの実施
安心してご利用いただくための取り組み
- すべてのアシスタントに対し情報セキュリティ研修の実施
- 違反者に対する厳重注意および処分
- IT資産購入時のセキュリティチェックの義務付け
- アシスタントには専用のアカウントを発行、退職時にアカウントを削除
- アシスタント用アカウントはセキュリティチェックのクリアを徹底
- 外部記録媒体の持ち込みを禁止
ここまで具体的に示されているのはなかなかないことです。
情報セキュリティに関して、相当力点を置いて取り組んでいることがよくわかります。
「フジ子さん」の評判は？
ツイッター上の声を見てみました。
導入までの流れ
❶ 無料トライアル開始／仕事の依頼
❷ 無料トライアル終了
❸ 利用プランの決定
❹ 契約の締結（申込み・秘密保持契約・請求）
❺ 本サービス開始／キックオフミーティング／仕事の依頼
やはり無料で試せるのは心強いですね。
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まとめ
以上、オンラインアシスタント「フジ子さん」についてまとめてみました。
オンラインアシスタント、オンライン秘書の導入を検討する場合には、おそらく「フジ子さん」は有力な候補になるでしょう。
問い合わせはネットから簡単にできます。まずは気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。無料トライアルも可能です。
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