知っておきたい!Remoba労務でできること【労務アウトソーシング】

Remoba労務でできること

労務の仕事は年々大変になっています。

もともとの業務範囲が広い上に、毎年のように法律が改正され、どんどん複雑になってきています。

担当の方は大変な思いをされていることでしょう。

労務のミスは場合によっては法令違反にもなりかねず、従業員数にもよりますが、担当者のみで全ての業務を行うのは負荷が大きいと言えます。

今のやり方でいいんだろうか。
もっと効率化できる方法があるのでは。

そう考えている労務担当者は多いことでしょう。

経営者から見ても、一部の担当者に依存している状態は、やはり不安なのではないでしょうか。

こうした課題を解決するために、労務分野のアウトソーシング(外注)を検討する企業が増えています。

今回は、労務アウトソーシングサービスのひとつであるRemoba労務を取り上げ、その特徴やメリットに加え、労務管理において注意すべきポイントについて解説します。

目次

労務管理とは?

そもそも労務管理とはどういった性質の業務でしょうか。

労務管理とは、社員の労働条件や労働環境を管理する業務のことで、従業員が働きやすい職場環境を整備するためになくてはならない業務です。

具体的な労務管理業務

具体的な業務として、以下のような業務があげられます。

勤怠管理
・給与計算
・健康管理
・ハラスメント対策 など

こうして箇条書きにしてしまうと簡単に見えるかもしれませんが、例えば勤怠管理にしても、

「法定労働時間は守られているか」
「サービス残業はしていないか」
「有給休暇は適正に取得されているか」

など、チェックすべき項目はたくさんあります。

給与計算にしても、

「決められた給与が正確に支払われているか」
「そもそも給与水準は妥当なものか」
「時間外勤務と残業手当は合っているか」
「社会保険料に計算ミスはないか」

など、対処すべき事項は多岐にわたります。

しかし、労務管理がどんなに大変な業務であっても、労働条件や職場環境をきっちり整えていかないと、従業員の仕事に対するモチベーションを高めることは難しいと言えます

労務管理は従業員のために職場環境を整えるという重要な役割を担っている。

労務の仕事は非効率?

経営にとって重要な労務管理ではありますが、労務の仕事には今だに紙ベースの作業や転記が必要な手作業なども多く残っており、非効率なままの事業所も散見されます。

一方で、直接的な収益に結びつく業務ではないことから、業務が回っているうちはどうしても優先順位が落ちてしまいがちです。

つまり、いかに効率良く正確に業務を回していくかがポイントになるわけですが、そのためには外部の力を借りることも必要かもしれません。

アウトソーシングや外注を活用することによって、業務の効率化を図り、本来業務に注力できる態勢を構築することができるでしょう。

労務の仕事は不効率

Remoba労務の特徴

業務効率化を図るために、Remoba労務などの労務アウトソーシングサービスの出番となります。

Remoba労務は、株式会社Enigolが提供するサービスで、2021年2月から取扱いが開始されています。

同社のリリースでは、Remoba労務が提供する価値として、次のように述べられています。

Remoba労務ではクラウドサービスを活用して、中小企業のバックオフィスの人事業務の中でも労務業務におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進いたします。
Remoba労務導入によって、人事部だけではなく、従業員全員がテレワーク環境下でもスムーズに労務業務に関与することができるため、会社全体の生産性向上、ひいては会社の成長の実現が可能です。

Remoba労務は労務クラウドサービスの活用により、企業の労務業務をまるごと引き受けることを強みとしているサービスです。

労務業務の煩雑性や労務人材確保といった労務業務に関する会社が抱える悩みを、クラウドサービスに精通したスタッフが各種クラウドサービスを使って解消するというものです。

Remba労務を活用することで、経営者や人事労務の担当の方は、組織作りであったり、優秀な人材の採用、報酬制度の設計等、より付加価値の高い業務へパワーを集中させることが期待できるでしょう。

Remoba労務は、次のような特徴を持っています。

・クラウドサービスの活用
・チームでの業務対応
・社労士との連携用

詳しく見てみましょう。

クラウドサービスの活用

Remoba労務の特徴のひとつは、クラウドサービスの活用です。

クラウド労務ソフトを扱う担当者が、ユーザーに代わって、面倒な労務管理業務を代行してくれます。

クラウド

クラウドサービスが導入されていない企業の場合、クラウドサービスを活用してみることで、社員情報の収集・整理がスムーズに進み、業務の効率化を実感できるでしょう。

一方、クラウド労務管理を導入したいけど、どうしていいかわからないという場合には、クラウドの活用について相談にも応じてくれます。

せっかくクラウドサービスを導入していても、運用がうまくいっていないケースも散見されます。Remoba労務のスタッフがクラウドを使いこなすことで、有効に活用が図られることでしょう。

【対応クラウドサービス】

・Money Forward給与、勤怠、マイナンバー ・人事労務freee
・SmartHR・KING OF TIME ・スマレジ ・AKASHI ・ジョブカン ・HR Brain

チームでの業務対応

業務への対応はチームにより対応されます。

したがって、社員のような退職リスクがなく、業務の属人化も回避できます。

【安定的な業務運営が期待できる】

担当者とは、slack、chatworkなどのチャットツールやメールでコミュニケーションできます。

社労士との連携

顧問労務士がいたとしてもカバーできない業務があると思われます。

従業員に対する注意喚起やコミュニケーション、資料のやりとりなどについても、幅広く対応可能です。

なお、すでに契約している社労士がいる場合、変更する必要はありません。

Remoba労務のサービスメニュー

Remoba労務の具体的な業務内容は次のとおりです。

人事・労務

・入社手続き
・入社前の案内、情報収集
・退職手続き
・人事マスタの管理、変更
・社会保険事務の社労士とのやり取り
・回収連絡など

給与計算

・月次給与計算
・賞与計算
・明細の発行、配布
・年末調整の補助
・住民税額の管理

勤怠・その他

・勤怠データの集計
・勤怠申請のリマインド
・有給休暇のリマインド
・残業アラート
・パワハラ外部窓口
・社員向けストレスチェック
・健康診断の案内
・各種労務システム導入

上記外の業務についても希望がある場合、遠慮なく相談してみることをお勧めします。

料金プラン

Remoba労務の料金プランには、月間プラン年間プランがあります。

Remoba労務料金プラン
公式ホームページより

まずはお試しということでしたら、月間プランということになるでしょう。

\お問合せはこちら/

運営会社

「Remoba労務」を展開する株式会社Enigolは、2018年8月に設立された会社です。

オンラインアシスタントサービス「Remobaアシスタント」の他、経理特化型の「Remoba経理」も運営しています。

それぞれのサービスの詳細は、以下の記事をご覧ください。

社名のEnigol “エニゴル”とは新しい価値や課題の「出現」に「気づき」、課題を解決するため に世の中を「革新」させて「成長」させる事業を生み出し、安定的に「運用」すること で、世の中を良い方向に「リード」し社会に貢献する意味で“Enigol”と言います。

Enigol
公式ホームページより
会社名株式会社Enigol / Enigol Inc.
代表代表取締役CEO 柳沢智紀
設立年月日2018年8月8日
事業領域①DX領域の転職エージェント事業
②BPaaS事業 リモートバックオフィス事業(経理、労務、アシスタント、採用実務)
所在地東京都港区北青山2丁目12-8 BIZ SMART235
ミッション企業の課題を持続的に解決し、個人がエンパワーメントされる社会の実現
公式ホームページより

導入までの流れ

サービス導入までの大まかな流れは以下のとおりです。

1 メールか電話での相談
2 依頼内容に合わせたプランの提案
3 契約
4 設計、導入
5 運用

契約の前に自社のニーズに沿った形でプランが提示されますので、実態に即したサービスが期待できます。

実際の運用が開始された後も、細かい運用調整が行われます。適宜業務フローを見直していくことで、効率化が図られることでしょう。

いずれにしてもまずは問い合わせてみることです。その上で、サービス内容が自社の実態やニーズにマッチしているかどうか、十分確認してみることが重要でしょう。

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まとめ

以上、労務業務のアウトソーシングとRemoba労務について解説してきました。

年々変わっていく働き方に対応していくためには、法令に対する正しい理解も重要です。

労務管理は、どの企業にも必要不可欠な業務であり、間接部門とも言えども、しっかりとした体制で取り組んでいく必要があります。

アウトソーシングやクラウドサービスの活用によって業務の効率化を図り、時代の要請に柔軟に対応していける態勢を構築していくことが重要と言えます。

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オンラインアシスタントについて、主要なサービスについて記事にまとめています。ぜひそちらもご覧ください。

また、料金プランに絞って比較した記事もあります。費用面が気になる方は、まずはこちらをご覧ください。

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